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「コンチャ・イ・トロ」~サステナビリティーで世界のワイン業界をリードする!~

日本リカーではブルゴーニュのルイ・ジャドをはじめ、シャンパーニュのパイパー・エドシックや
シャルル・エドシックなどフランスやイタリア等伝統国のワインを多く扱っていますが、
実はニューワールドのワインもオーストラリアのペンフォールズやチリのコンチャ・イ・トロ、
カリフォルニアのボーリュー・ヴィンヤードなど注目していただきたいブランドを多々扱っています。

今回はその中からチリワインのコンチャ・イ・トロをご紹介します。
先日マスター・オブ・ワインの大橋健一氏のお話を伺う機会に恵まれ、その品質の高さに改めて驚いたのです。

INDEX

  1. チリNo.1ワイナリー、コンチャ・イ・トロ
  2. サステナビリティーで世界のワイン業界をリードする!
  3. お薦めワイン

チリNo.1ワイナリー、コンチャ・イ・トロ

コンチャ・イ・トロの名前はチリワインがお好きな方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。
1990年代、チリワインが安くて旨いと評判になった頃から、高級ワイン産地として注目されるようになった現在まで
チリのワイン業界をリードする生産者として活躍しています。
所有するブドウ畑はチリ、アルゼンチン、アメリカに約11,300ヘクタールまで広がり、南米1位の規模を誇っています。
その安定した品質の高いワイン造りが可能となる環境をもとにリーズナブルなレンジから
「チリ最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨン」との呼び声高いドン・メルチョーなどのプレミアム・レンジまで
幅広く継続的に生産しているのがコンチャ・イ・トロの特筆すべきところです。

サステナビリティーで世界のワイン業界をリードする!

「Bコーポレーション」の取得

  

コンチャ・イ・トロはワインそのものだけではなく、自然環境、地域社会、関わる人々にも注目したサステナブルな活動を早い段階から行っています。
ワインズ・オブ・チリのサステナブル認証や、社会課題や環境問題に関わるあらゆる側面において高い基準を持って行動している企業に与えられる「Bコーポレーション」を2021年チリの上場企業では初めて取得しました。

大橋さんは「今後ますますサステナビリティーを真剣に語らなければならない時代になる」と話します。
欧米の消費者はすでにワイナリーの取り組みにも注目し、CO2をどれくらい削減しているのか、自然と共生しているのか等サステナブルなワインかどうかに関心を持ち、ワインを選んでいるそうです。

代表的なサステナブルな取り組み

コンチャ・イ・トロでは10年前に世界のワイナリーで初めてウォーター・フットプリントの測定を開始しました。
現在100%システム化された灌漑を行っており、水を管理し、大切にすることを奨励しているため、世界のワイン業界の平均よりも50%も少ない水の使用量を達成しています。

また気候変動についても、2018年から気候科学に基づいたCO2排出削減目標を設定し、国際的な取り組みに沿って地球の気温上昇を1.5℃以上に抑えることを目指しています。
2030年までにCO2排出量を55%削減することを目標にしています。
世界のワイン業界をリードするサステナビリティーを誇るコンチャ・イ・トロのワインはますます注目されていくのは間違いありません。

コンチャ・イ・トロのお薦めワイン

マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ 2020
石灰質土壌で垣根仕立てで造られるシャルドネ。
注目の冷涼ワイン産地のリマリで造られているため味わいはとてもタイトだが、
伝統国よりは少し優しさを感じる。サン・トーバンなどシャロネーズに近いイメージ。
醸造技術も素晴らしいが、それ以前に最適な畑を選択する正しさ、
それをコントロールしながらタイミングをはかって収穫する技術力が結集した1本。
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アメリア シャルドネ 2019
複数区画のブレンドでも最高のグラン・クリュ区画から造られているアメリア。
口に含むと余韻はかなりオイリーでバタリーだが、全体的には冷涼で引き締まったイメージ。
ピュリニー・モンラッシェ村のプルミエ・クリュクラスのレベルで、チリの底力を感じさせる。これが6600円という価格には改めて驚く。
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マルケス・デ・カーサ・コンチャ ピノ・ノワール 2020
注目されている冷涼なワイン産地、リマリの石灰質土壌から造られるピノ・ノワール。
香りもさることながらテクスチャーが美しい。ニューワールドの2800円程度のピノでこういう凛とした細身のテクスチャーを持っているピノ・ノワールはなかなか見つからない。
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アメリア ピノ・ノワール 2017
伝統国のピノ・ノワールは香りが上がってこないのと同様、
アメリアの香りも閉じたニュアンスでマルケスのピノ・ノワールよりも気難しく感じる。
チョーキーさがより強く感じられ、土っぽいニュアンスも出ている。
細身でタイトなため、コート・ド・ニュイのニュイ・サン・ジョルジュを思わせるようなニューワールドでは類まれにみるピノ・ノワール。
凛とした佇まいを楽しむために少し冷やめから楽しんで欲しい1本。
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ドン・メルチョー 2018/2019/2020
文句なしのグラン・クリュで最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨン!
プエンテ・アルト(標高650m程度)のブドウで造られている。
厳格ないかめしさがドン・メルチョーにはありながら、南国ゆえの優しさも感じる。
タンニンはまだ若く少しざらつくが、これから徐々に熟成していく様子も楽しめる。
ボルドーのエリック・ボワスノ氏がここにやってきて3日間ブレンドにあたっている。
カルミン・デ・ペウモ 2013
チリで最初のカルメネール主体のアイコニックワイン。
ペウモという産地がカルメネールに最適な生産地であることを証明した。
カルメネールの頂点と言える1本で品質がずば抜けている。
2倍の価格でも仕方ないほどの出来栄え。
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