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ワイナリー便り 
-2026年5月-

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ワイナリー便りは、毎月、世界各地のワイン産地から、畑やワイナリーの情報などをお届けしていきます。畑の様子、季節の移ろい、ワイン造りの現場。グラスの中だけでは見えない、生産地の「今」を、現地からの声とともにご紹介します。
2026年5月は、シャンパーニュ シャルル・エドシックから。

シャルル・エドシックのアサンブラージュ
シャンパーニュにおけるアサンブラージュは、品質と個性を決定づける、最も重要な工程の一つです。とりわけ、創業以来一貫した「シャルル・スタイル」を表現し続けてきたシャルル・エドシックにとって、この工程はメゾンの根幹そのものと言えます。

一貫したスタイルが紡がれる 創造の核心

アサンブラージュ

アサンブラージュは毎年1月ごろ、二次発酵に入る前に行われます。その年に生まれたヴァン・クレール(一次発酵後のワイン)と、長年にわたり育まれてきたリザーヴワインを前に、シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴ エミリアン・エラールと醸造チームは、次の1本をゼロから構築していきます。

アサンブラージュは1月から7月の間に行うことが可能ですが、シャルル・エドシックでは、2月から4月が中心となります。次の収穫に向け、ティラージュを含めたすべての工程はこの期間内に完了する必要があります。
5月半ばの現在、ブリュット レゼルヴはアサンブラージュが終わりティラージュまで完了し、二次発酵が始まっています。その他のキュヴェは、まだアサンブラージュの段階にあります。

アサンブラージュ

シェフ・ド・カーヴであるエミリアン・エラールがアサンブラージュの際に念頭に置くのは、メゾンのスタイルと各キュヴェが持つアイデンティティの双方を尊重するということ。
「ヴァン・クレールとリザーヴワインは、どちらかが支配的になるのではなく、調和のとれた「結婚」を果たす必要があります。アサンブラージュにおいては、礎となるワインもあれば、ストラクチャー、長い余韻、果実味、テクスチャーをもたらす役割を担うワインもあります。さらに、ごく少量で用いられるワインが、スパイスのような繊細なニュアンスを加えることもあります。最終的なブレンドは、構成する個々のワイン以上のポテンシャルを備えていなければなりません。」と、エミリアン・エラールは語ります。

最初にアサンブラージュされる「ブリュット レゼルヴ」

ブリュット レゼルヴ

シャルル・エドシックのフラッグシップであるブリュット レゼルヴは、毎年最初にアサンブラージュされるキュヴェです。それは、このワインがメゾンにとって最優先であり、すべてのキュヴェにおけるスタイルの基準点として位置付けられているからにほかなりません。

ブリュット レゼルヴは、ブドウ品種、ヴィンテージ、そしてクリュという複数の要素を精緻に重ね合わせることで生み出されます。使用されるクリュは60以上におよび、メゾンの至宝とも言えるリザーヴワインは約50%も用いられます。その中には、1996年のクラマン産シャルドネも含まれます。さらに約10%のオーク樽熟成ワインが、香りではなくテクスチャーと奥行きをもたらします。こうして生み出されるブリュット レゼルヴは、エレガンス、深み、複雑さを備えた、揺るぎないシャルル・エドシックの象徴です。