ルイ・ジャド　ジュヴレ・シャンベルタン　プルミエ・クリュ　クロ・サン・ジャック　ドメーヌ・ルイ・ジャド　2016
Louis Jadot　Gevrey-Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jacques Domaine Louis Jadot

160年を超える歴史を持つブルゴーニュの名門ルイ・ジャド。約200haを超える自社畑を所有するブルゴーニュ有数の大ドメーヌであるとともに、優れた品質のワインを提供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。
クロ・サン・ジャックはプルミエ・クリュですが、多くのグラン・クリュを凌ぐと評される名高い畑です。この有名なプルミエ・クリュは、5つの生産者のみに分けられています。5生産者は、それぞれ斜面上部から下部にかけて帯状に所有しています。ルイ・ジャドは、6.7haのうち1haを、区画のちょうど中央に所有しています。標高295～345mの急な斜面に位置し、土壌は斜面上部の白色の泥灰質から、下部の茶色を帯びた粘土質へと変化していき、小石が多く見られます。このテロワールから、骨格のしっかりした、深みと複雑さのある素晴らしいワインが生まれます。マット・クレイマーは、著書「ブルゴーニュワインがわかる」の中で、ルイ・ジャドのクロ・サン・ジャックを「・・ルソーに比肩しうるクロ・サン＝ジャックを作る。肩書き以外はどこからみても特級のできばえである。・・」と大絶賛しています。
2016年は遅霜などの影響で量が非常に少なくなりましたが、優れた品質でシルキーでエレガントなヴィンテージです。

スパイスと豊かな果実の香りとともに、パワフルな骨格、フィネスと深みのあるワインです。複雑なアフターも感じられます。
羊の料理、ブフ・ブルギニョン、ジビエ料理、風味の強いチーズによく合います。