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ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ特集mv画像

 ジュヴレ・シャンベルタン 
プルミエ・クリュ特集 

ブルゴーニュの中で最も有名なアペラシオンの一つ「ジュヴレ・シャンベルタン」。
畑による違いはあるものの、深い色合いで、しなやかなタンニンを豊富に持ち、熟成とともに、
赤や黒の果実やスミレから、なめし皮やジビエの風味に変化していく堅牢なワインを生み出します。
グラン・クリュはもちろん魅力的ですが、その周辺に位置するプルミエ・クリュも、
狭い地域の中で異なるテロワールを持つ多様なクリュがあり興味をそそります。
一度にこれだけのプルミエ・クリュがまとめて揃うのも、ルイ・ジャドならでは。
ぜひ、異なる個性をお楽しみください。

ジュヴレ・シャンベルタン 
プルミエ・クリュの畑

ジュヴレ・シャンベルタン村は、コート・ド・ニュイの中でも北寄りに位置します。シャンベルタン、シャンベルタン・クロ・ド・べーズといった、世界のワインの中でも質、名声ともにトップクラスの2つを含む9つのグラン・クリュと、26のプルミエ・クリュを擁します。
ジュヴレ・シャンベルタンのアペラシオンはとても広く、平坦な土地に位置するヴィラージュのワインは、品質にもばらつきがあります。本来のジュヴレ・シャンベルタンの特長が発揮されるのは、プルミエ・クリュからと言っても過言ではありません。なかなか気軽には手を出せないグラン・クリュに比べ、プルミエ・クリュはもう少しリーズナブル。そして、グラン・クリュと同様に、もしかしたらそれ以上に、その立地により表情の違いが見られるのも魅力です。
プルミエ・クリュの畑は、だいたい標高260~380mの斜面に位置し、標高、方角ともに多様です。地図上の位置により大まかに2つのグループに分けられます。
一つ目は、クロ・サン・ジャックを中心とした、村の北西に位置するラヴォー渓谷から立ち上がる南東向き斜面上の一群です。標高約290~380m、上の方は急な斜面で、東、南東、南向きの畑があります。渓谷の始まりに近い畑は、渓谷からの冷たい空気の影響を受けます。
二つ目は、グラン・クリュを取り囲む畑群です。これらの畑は、前出の一群よりも標高は低めになります。
今回は、一つ目の地域を中心に、7アイテムのプルミエ・クリュをご紹介します。まずは、地図をご覧ください。

ジュヴレ・シャンベルタン 
プルミエ・クリュ 7選

ブルゴーニュの北から南まで広大な自社畑を所有するルイ・ジャドは、ジュヴレ・シャンベルタン村にも、グラン・クリュのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、プルミエ・クリュのクロ・サ・ジャックを始めとした銘醸畑を所有しています。これらは、かつてマルサネ村で名声を誇っていたドメーヌ・クレール・ダユから引き継いだ畑で、ドメーヌ・ルイ・ジャドのエチケットでリリースされています。中には、樹齢の高いブドウ樹もあり、造られるワインは評論家からの評価も高く、ジュヴレ・シャンベルタン屈指の造り手に名を連ねるにこととなりました。ドメーヌ・ルイ・ジャドのワイン6種と、メゾンのワイン1種をご紹介します。

【 Combe aux Moines 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ コンブ・オー・モワンヌ
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2018
22,000円(税込)
Combe aux Moines = 「修道僧たちの小渓谷」と名付けられたコンブ・オー・モワンヌの畑は、村の北西に位置する丘のプルミエ・クリュ群の中でも北寄りの東向きの斜面に位置します。標高はおよそ320~380m超と、ジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュの中で最も高い畑です。上部は白色の泥灰土、下部に向かうにつれ赤味を帯びた鉄の多い土壌が見られます。冷涼な環境にもかかわらず、地形によるのか夏場はやや温度が高くなるとも言われ、ブドウはしっかり熟すことができ、酸とエレガンスを備えつつも力強いワインが生み出されます。長期熟成により真価を発揮するワインです。
【 Les Cazetiers 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ レ・カズティエ
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2019
18,700円(税込)
クロ・サン・ジャックに次いで著名なプルミエ・クリュ。レ・カズティエ畑は、村の北西に位置する丘のプルミエ・クリュ群の中で、名高いクロ・サン・ジャックのすぐ北に隣接しています。標高300~360mの東向きの斜面上に位置します。石の多い土壌は、良好な水はけと、日光の反射をもたらします。斜面の上方は白い泥灰質、下方では沖積土壌が多くなり赤茶色の土壌となります。きめ細やかでエレガント、複雑で深みのある、長命のワインが生まれます。
【 Clos Saint-Jacques 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ クロ・サン・ジャック
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2007 / 2016
44,000円(税込)
勝るのはシャンベルタンとクロ・ド・ベーズだけではないかというくらい、多くのグラン・クリュを凌ぐと評される名高い畑。村の北西に位置する丘のプルミエ・クリュ群の中心に位置し、標高295~345m、絶好の南東向きで、土壌は斜面上部の白色の泥灰質から下部の茶色を帯びた粘土質へと変化していき小石が多く見られます。所有しているのはわずか5つの生産者のみ。5生産者は、それぞれ斜面上部から下部にかけて帯状に所有しています。手に入れば、ほぼ同じ条件で造り手による違いを比べられるのも興味深いところ。ルイ・ジャドは、6.7haのうち1haを、区画のちょうど中央に所有しています。「・・ルソーに比肩しうるクロ・サン=ジャックを作る。肩書き以外はどこからみても特級のできばえである。・・」と、マット・クレイマーのお墨付き!(著書「ブルゴーニュワインがわかる」より)
【 Estournelles Saint-Jacques 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ エストゥルネル・サン・ジャック
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2018
27,500円(税込)
香り高いYour Cellar 一押しの畑(もちろんクロ・サン・ジャックもおすすめです)。エストゥルネル・サン・ジャックの畑は、クロ・サン・ジャックの畑のすぐ西側、丘の斜面上部に位置します。南南東向きでとても日当たりがよい畑ですが、標高はおよそ320~350m、森に近い斜面上部にあり、ラヴォー渓谷からの冷たい風の影響もあり、冷涼な環境です。斜面は傾斜があり、白色の泥灰質に石が多く混じる土壌です。この村で最もエレガントなワインを産すると言われています。ルイジャドのエストゥルネル・サン・ジャックは、立ち上る芳香が魅力の、知る人ぞ知る名品です。
【 Poissenot 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ ポワスノ
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2018
25,300円(税込)
ポワスノは、村の北西に位置する丘のプルミエ・クリュ群の中で西寄りの斜面の最も上方に位置する畑です。南向きですが、およそ320~380mと標高が高く、ラヴォー渓谷の始まり近くにあり渓谷からの冷気の影響を受けるため、また、土壌には多くの石といくらかの砂も見られ、ジュヴレ・シャンベルタンとしては、軽やかでミネラルの感じられるスタイルのワインとなります。
【 Lavaux Saint-Jacques 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック
ドメーヌ・ルイ・ジャド 2019 / 2020
18,700 / 24,200円(税込)
ラヴォー・サン・ジャックの畑は、クロ・サン・ジャックのすぐ西隣、エストゥルネル・サン・ジャックの斜面下部に位置します。ラヴォー渓谷の始まり付近の、南向きのゆるやかな斜面上の日照条件の素晴らしい畑ですが、渓谷を吹き抜ける冷たい風の影響も受け冷涼な環境にあります。ジュヴレ・シャンベルタンらしいしっかりしたストラクチャーがありますが、濃厚なピノ・ノワールではなく、緻密さとエレガンスも持ち併せています。
【 Petite Chapelle 】
ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
プルミエ・クリュ プティット・シャペル
2017
19,800円(税込)
今回ご紹介のワインの中では、唯一離れた場所、グラン・クリュを取り囲むプルミエ・クリュ群にある畑です。プティット・シャペルは、グラン・クリュ群のゆるやかな斜面の下方、グラン・クリュ シャペル・シャンベルタンのすぐ東に隣接する畑です。標高は270m前後、土壌は深く、粘土質が強くなりますが、ワインに重さはありません。ブドウ畑は風通しがよく、良質のワインが生み出されます。他のジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュに比べタンニンはやわらかで、赤い果実の風味を持つ、チャーミングでシルクのようなテクスチャーのワインが生まれます。