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Yoshiko Kris-Webb


クリス-ウェブ 佳子

はじまりは、王妃マリー・アントワネットに献上された1本のプレステージ・キュヴェ。
革命的なスタイルへのオマージュである「RARE CHAMPAGNE」は、過去にわずか12作品しかつくられていない、比類なきシャンパーニュだ。
ボトルのティアラは、厳しい自然条件と制約の中から生まれた勝利のブドウがモチーフ。
そんなレア(稀)な世界観と共鳴するストーリーを、モデル・コラムニストとして多彩な分野でセンスを発揮する、クリス - ウェブ佳子さんに語ってもらった。


(弊社から取材を依頼し、いただいたコメントを編集して掲載しております。)

profile.

YOSHIKO KRIS-WEBB

1979 年、島根生まれ、大阪育ち。大学1回生の夏に音楽への憧れから渡米、4年半にわたるニューヨーク生活を送る。翻訳、音楽ライター、バイヤー、プレスなど幅広い職業を経験し、イギリス人との国際結婚により、インターナショナルな交友関係をもつ。2011 年、ふたりの娘を連れて公園にいたところをスカウトされ、『VERY』の専属モデルに。ファッションやインテリアに独自のセンスを発揮し、広い見識からラジオ・パーソナリティーやコラムニストとしても活躍。著書に『考える女』(光文社)、『TRIP with KIDS—こありっぷ』(講談社)がある。

知的でハイセンスなライフスタイルをコラムやSNSで発信し、いつも前向きで飾らない人柄が魅力的な、クリス - ウェブ佳子さん。インスタグラムでは時折、寛ぎ感溢れる素敵な自宅に気心の知れた仲間が集まり、お酒と料理を愉しむカジュアルなパーティーの様子を公開している。
「自宅で飲むお酒はだいたい自分で選んで、誰がいつ訪ねてきても選択肢が豊富にあるよう、バー・スペースのような場所にストックしてあるんです。」

お酒に対する探究心は人一倍。「いつかワインの資格を取ってみたい」と思うほど興味があり、レストランやオーベルジュで美味しいワインに出会ったら、ラベルをラミネート加工して保存しておくのだとか。
「ソムリエさんに教えてもらったワインが、旅や人との思い出になったりする。それに、香りや味って、うまく言葉にするのが難しいじゃないですか。自分でもエッセイを書いたりするので、ソムリエさんの表現に学んだり、人の言葉を知るのが好きなんです。」

ワインはロゼが大好きだというクリス - ウェブさん。この日、選んだファッションは、淡く柔らかなサーモンピンクのワントーン・コーディネート。温かみのあるゴールドのジュエリーがアクセントを添え、王妃マリー・アントワネットへのオマージュであるティアラを纏い、稀少なヴィンテージ・ロゼとしてリリースされた「レア ロゼ 2008」の優美さとも呼応するよう。

「シャンパーニュは、ワインとはまた違う高揚感をもたらしてくれますよね。ロゼならなおさら。なんでもない日を特別な一日にしてくれるので、最初の一杯だけでなく、もっとカジュアルに登場させてもいいんじゃないかな。最近、グラスを選ぶのが楽しいんですけど、こんな美しいシャンパーニュなら、趣向を変えて大きなグラスで飲んだりしても面白そう。」

産地や製法、ブランドの歴史など、知れば知るほどストーリーが掘り起こされていくようなお酒が好きだという。1976年のファースト・ヴィンテージ以降、伝説のシェフ・ド・カーヴであるレジス・カミュの厳格な基準によって、わずか12回しか完成品が世に送り出されず、稀な気候の年にこそ傑作をつくると言われた「レア・シャンパーニュ」。“革命的”とも称されるその個性を、彼女はどう受け止めただろう。

「私は、人生の選択肢が誰にでもたくさんある中で、選ぶのが早くて、“これ”と言える決定力を発揮できる人に憧れます。あらゆる選択の場を経験してきたからこそ、自分の“好き”がわかっている人。レア・シャンパーニュも、経験によって自分のスタイルを選び取ることで、逆に常識や慣習からはどこまでも自由でいられるのかもしれませんね。」

大学生の時、友達の家で初めて聴いたニューヨーク・ハードコアのレコードに衝撃を受け、どうしても生で聴いてみたいという衝動に突き動かされて、親にも内緒でアメリカ行きを決めたというクリス - ウェブさん。その時から始まった冒険の積み重ねが、今の彼女の伸びやかな魅力につながっているのだろう。

「最近、"こだわり”よりも”思い入れ”という言葉を使うようにしているんです。”こだわり”ってともするとひとりよがりになってしまうことありますよね。それを、自分の中のポジティブな”思い入れ”という言葉に置き換えたら、トライ・アンド・エラーをもっと果敢に選んでいけるんじゃないかと思って。なんなら私、失敗の方が多いけれども(笑)、自分がこれからどんな新しい“好き”に出会えるのか、その可能性に興味を持ち続けたいですね。」

MY FAVORITE PAIRING

MY FAVORITE PAIRING

仔羊のミルフィーユ ミニ人参とオゼイユレモンのアクセント 黒ニンニク香るジュ・ソース

ストラクチャーのあるレア・シャンパーニュはお肉料理ともまた好相性を見せます。レア ロゼ2008は、柑橘系果実、フローラル、ハーブ、スパイスなどの複雑な香りとミネラル感が特長で、鳩や仔羊などのお肉も包み込む奥行きがあります。
仔羊はミルフィーユのように薄くカットされ、柔らかくミルキーな口当たり。食欲をそそる黒ニンニクの香りとレモンのアクセントが、レア ロゼのいきいきとした酸味と余韻のスモーキーさともよく合います。

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