冬の味覚 ×ワイン

牡蠣 --01

ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ガリュス　ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ　シュール・リー　ラ・トゥール・ガリュス　2019
Domaine de la Tour Gallus　Muscadet Sevre et Maine "La Tour Gallus"

2,310円（税込）

シャブリと並び、牡蠣とのペアリングの王道ミュスカデ。ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ガリュスのミュスカデは、フレッシュなだけでなく、シュール・リーによる旨味も存分に感じられます。柑橘系のアロマとミネラル感、塩味とヨード香、旨味が感じられるワインは、牡蠣と合わないわけがありません。少し日本酒的なニュアンスもあり、生牡蠣はもちろん、焼き牡蠣や鍋などともばっちりです。

牡蠣 --02

ペンフォールズ　ビン　51　イーデン・ヴァレー　リースリング　2022
Penfolds　Bin 51 Eden Valley Riesling

6,600円（税込）

「グランジ」で名高いペンフォールズが造るイーデン・ヴァレーのリースリング。ビン　51は、イーデン・ヴァレーのリースリングらしい洗練された酸味とストラクチャーで、口いっぱいに広がるレモンやライムのような柑橘類に、濡れた石やミネラルのニュアンスがあります。オーストラリアと言えば「オージービーフ」のイメージが強いですが、海に囲まれた国であり新鮮な魚介類も豊富で、牡蠣の養殖も盛ん。ペンフォールズを訪れた同僚曰く、生牡蠣とビン　51の組み合わせは最高だったとか。ぜひお試しください。

河豚 --01

ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト　ピノ・グリ　ローテンベルグ　2019
Domaine Zind-Humbrecht　Pinot Gris Rotenberg

7,040円（税込）

標高が高く冷涼なミクロクリマ、ごく痩せた土壌で造られるピノ・グリ。ドイツワインかと思うような繊細な味わいで、フィネスとエレガンスを備えています。ポン酢でいただくふぐ刺しやふぐちりにはぴったりの酸の豊かなワインです。淡泊ながら旨味の強いふぐには、じゃまをしない上品なアロマと軽やかでありながら奥行きのあるこのワインがおすすめです。ピノ・グリの常識を覆す味わいで、単体でもぜひお飲みいただきたいワインです。

河豚 --02

マウント・ディフィカルティ・ワインズ　バノックバーン　ピノ・ノワール　2021
Mt Difficulty Wines　Bannockburn Pinot Noir

6,050円（税込）

セントラル・オタゴ地区バノックバーンで、5つ星生産者が造るピノ・ノワール。しっかりとした酸、レッドチェリーの風味に野生のハーブやクローヴのニュアンスがあり、口当たりはなめらか。しっかりした酸と出汁のような旨味を感じるピノ・ノワールは、ふぐ料理と好相性。もみじおろしとも違和感なく、刺身からから揚げ、鍋まで楽しめます。数年たつとより複雑な味わいが楽しめるワインです。

蟹 --01

シャンパーニュ　シャルル・エドシック　ブラン・ド・ブラン
Champagne Charles Heidsieck　Blanc de Blancs

15,950円（税込）

ワイン通の皆様にご好評いただいているシャンパーニュ　シャルル・エドシック。ミネラルと塩味を感じる引き締まった味わいを持つブラン・ド・ブランらしいテイストでありながら、複雑さと旨味が感じられるのはまさにシャルル・エドシックならでは。蟹の甘みやカニ酢の酸味、焼き蟹の香ばしさなどとベストマッチ！充実の食卓をお楽しみください。

蟹 --02

ルイ・ジャド　サン・トーバン　ブラン　2018
Louis Jadot　Saint Aubin Blanc

9,900円（税込）

ピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェに近く、同様のバランスのとれた酸味、緊張感のあるミネラルのニュアンスとコクを持つサン・トーバン。甲殻類との相性は言うまでもありません。カニ酢で、焼き、鍋、グラタンなど幅広い蟹料理とお楽しみいただけます。

おでん --01

アテムス　ピノ・グリージョ　ラマート　2022
Attems　Pinot Grigio Ramato

3,520円（税込）

銅色を意味する「ラマート」。発酵前にスキンコンタクトを行うという伝統的な醸造方法により、果皮由来の銅色を帯びた色調です。バランスのよい酸とフリウリ特有のミネラル感があり軽やかですが、旨味や複雑さもあり、とてもお食事に合わせやすいワインです。この時期におすすめなのはおでんとのペアリング。出汁の味わいとの相性もよく、旬の大根、つみれ、がんもどき、牛すじ、何にでもOKの懐の広さです。

おでん --02

フリュイティエール・ヴィニコル・ダルボワ　クレマン・デュ・ジュラ　ブリュット　ロゼ
Fruitiere Vinicole d'Arbois　Cremant du Jura Brut Rose

3,300円（税込）

万能なロゼのクレマンは冬にも重宝。ピノ・ノワール主体に、プールサール、トゥルソーといったジュラに特徴的なブドウを使用し瓶内二次発酵で造られる、フレッシュさと複雑味のあるワインです。瓶内二次発酵による酵母感のある旨味と残糖10.0g/Lのふくよかさ、土着品種由来のアーシーさは、出汁の味わいと少し甘さのあるおでんのつゆとよく合い、どの具材とも楽しむことができます。

ポトフ

ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト　ピノ・ブラン　2021
Domaine Zind-Humbrecht　Pinot Blanc

4,180円（税込）

塊肉やソーセージ、たくさんの旬の根菜や野菜とともに煮込んだポトフは、冬のやさしいご馳走です。アルザスのワインが相性がよいのは周知のとおり。このピノ・ブランも、洋梨、桃などの白い果実のリッチなアロマに、熟したブドウ由来のハチミツや蜜蝋、柑橘類の香りも感じられ、ドライながら骨格と厚みがあり、温かみのあるペアリングとなります。幅広いお料理と合わせやすいフードフレンドリーなワインです。

グラタン

ペンフォールズ　クヌンガ・ヒル　シャルドネ　2022
Penfolds　Koonunga Hill Chardonnay

2,398円（税込）

豊かな果実味と繊細なオーク由来の風味、やわらかなテクスチャーを持つクヌンガ・ヒルのシャルドネは、クリーミーで香ばしさもあるグラタン味わいにぴったり。ホワイトシチューなどともおすすめです。

ジビエ --01

ドメーヌ・グレアム＆ジュリー・ボット　クローズ・エルミタージュ　ルージュ　2021
Domaine Graeme&Julie Bott　Crozes-Hermitage Rouge

6,380円（税込）

ジビエの種類により異なるものの、日本（北海道以外）の狩猟解禁機関は11月半ばから2月半ばということもあり、大方のジビエの旬は冬とも言われます。管理された肉に比べ、野性味があり個性的で滋味深いジビエ。合わせたいのは、その味わいに負けずかつ共存できるワイン。鹿などの赤身のジビエには、カシスやプラムの果実香に、スモーキーかつトースティな印象とコショウのニュアンスのあるローヌのシラーを。凝縮感がありジューシーでいて、酸味と引き締まったタンニンとのバランスがとれた品のある味わいのクローズ・エルミタージュです。

ジビエ --02

ルイ・ジャド ポマール　2018
Pommard

12,100円（税込）

鴨などの赤身の野鳥に欠かせないのはピノ・ノワール。今回は、メゾンのポマールをご案内します。ラズベリーを思わせる果実の香りが豊かで、引き締まった感じとなめらかさがあります。2018年の赤は、総じて、早い内から香り高くお楽しみいただけるヴィンテージです。